パニック障害
パニック障害とは
パニック障害とは、今まで元気だった人が突然に、動悸や呼吸困難、
めまいなどのパニック発作と呼ばれるものを繰り返すようになる病気です。
症状をたびたび繰り返してしまうせいで、「次また同じ症状が出たらどうしよう」という不安にかられてしまい、
外出や行動がストレスになってしまいます。症状が長引くと仕事や外出ができなくなったり、うつ病に進行することも
あるので、医療機関での早期診断・治療が大切になります。
パニック障害になりやすい人の特徴
- 不安や恐怖心が強い
- 真面目で完璧主義
- 内気で人見知り
- 高所恐怖症や閉所恐怖症などをお持ちの方
- こだわりが強い
出てくる症状例
- 息苦しい、過呼吸になる、呼吸困難感
- 吐き気、嘔吐
- 胸がドキドキする、動悸
- 胸が痛い、胸痛
相談をいただくことが多い悩み
- 電車に乗れない、満員電車が怖い
- 仕事に行けない、普段通りに働けない
- 映画を見に行けない
- 車の運転ができない
適応障害の治し方
パニック障害の治療法は、パニック発作を抑え、予期不安を減らしていくことがゴールとなります。
処方される飲み薬を継続して使用し、ストレスの原因を減らしていきながら経過を見ていきます。
適応障害が疑われる人のための
チェックシート
症状が軽い場合でも早期発見や再発予防のため、下記に当てはまる項目がある場合は、
当院へ早めにご相談ください。

適応障害とうつ病の違い
適応障害の場合、ストレスがかかり始めて3か月以内に発症し、ストレス原因なくなって6か月以内に回復するとされています。
うつ病の場合、ストレスの原因がなくなって長期間が過ぎても、精神的な症状や身体に現れる症状が消えない場合などを指します。