扁桃炎
新宿駅西口・南口徒歩1分の扁桃炎(かぜ症状)の治療 診療内容 扁桃炎(かぜ症状) 当院では扁桃炎(かぜ症状)の治療を行っております。 治療をご希望の方、 気になる症状が出てきた方は当院にご相談ください。

1. 扁桃炎とは?その基本知識
1-1.扁桃炎の症状と特徴
扁桃炎は、喉の奥にある扁桃腺が炎症を起こす病気です。主な症状は喉の痛みや発熱で、特に飲み込むときに痛みが強くなることが多いです。また、扁桃腺が腫れて白い膿ができることもあり、症状が悪化すると呼吸がしにくくなることもあります。

1-2.急性扁桃炎と慢性扁桃炎の違い
急性扁桃炎は突然症状が現れ、1~2週間ほどで治る一時的な炎症です。主に風邪やインフルエンザの一部として発症します。慢性扁桃炎は、軽い症状が何度も繰り返され、長期間にわたって扁桃腺が腫れたり痛みを感じたりする状態です。
1-3.扁桃腺の役割と重要性
扁桃腺は体の免疫システムの一部で、体に侵入してきたウイルスや細菌を捕らえて防御する役割を持ちます。そのため、感染にさらされやすく、炎症を起こしやすい部位でもあります。
2.扁桃炎の原因
2-1.ウイルスと細菌の感染
扁桃炎は、ウイルスや細菌の感染が主な原因です。風邪のウイルスやインフルエンザウイルス、またはA群β溶血性連鎖球菌(いわゆる溶連菌)と呼ばれる細菌が扁桃腺に感染すると、扁桃炎を引き起こします。
2-2.扁桃腺が腫れやすい人の特徴
扁桃腺が大きい人や、もともと免疫力が低下している人は扁桃腺が腫れやすく、炎症を起こしやすい傾向があります。また、アレルギー体質やストレス、疲労の多い生活を送っている人も、扁桃炎になりやすいとされています。
3.扁桃炎の症状
3-1.喉の痛みと発熱
扁桃炎の主な症状は、喉の痛みと発熱です。痛みは特に食事や水を飲むとき、唾液を飲むときに強く、時には何もしていなくても痛みが続きます。発熱も多く見られ、場合によっては高熱が出ることもあります。
3-2.白い膿の特定
扁桃腺に白い膿が付着するのは、細菌による感染が原因であることが多いです。この膿は、身体が感染に対抗することで発生します。膿が見られる場合は、抗生物質が必要になることがあります。
3-3.初期症状と重症化した場合の症状
扁桃炎の初期症状としては、喉の違和感や軽い痛み、少しの発熱が挙げられます。しかし、放置すると症状が悪化し、呼吸が苦しくなったり、扁桃周囲膿瘍といって、喉の奥に大きな膿の塊を作ってしまい、痛みで口が開かなくなる合併症が起きることもあります。

4.扁桃炎の診断方法
4-1.クリニックでの検査
クリニックでは扁桃腺の状態を観察し、腫れや膿の有無を確認します。また、喉の痛みの程度や症状の経過も診断の参考にします。その上で病原体の判別を行うために喉のぬぐい検査を行ったりします。
4-2.血液検査とその結果
必要に応じて血液検査が行われ、炎症の程度を調べたり、細菌感染があるかの推測をしたりします。
扁桃炎の診断は、症状と検査結果に基づいて行われますが、自己診断ではなく、医師の診察を受けることが大切です。特に膿が見られる場合は早めの治療が必要のため、医療機関受診が推奨されます。

5.扁桃炎の治療法
5-1.抗生剤の効果と必要性
細菌性の扁桃炎の場合、抗生剤が効果的です。抗生剤を服用することで、感染が広がるのを防ぎ、早期回復が期待できます。医師の指示通りに抗生剤を服用することが大切です。
5-2.手術が必要なケース
慢性的に扁桃炎を繰り返す場合や、扁桃腺が大きくて呼吸に支障が出る場合には、扁桃腺を摘出する手術が勧められることもあります。手術は、生活の質を改善するための選択肢のひとつです。
5-3.生活習慣での治療のサポート
薬物療法に加えて、生活習慣の改善も重要です。例えば、十分な休養や栄養バランスの良い食事が回復を早めます。うがいや水分補給を行い、喉を保護することも効果的です。
6.扁桃炎の予防法
手洗いやうがいを習慣づけることで、感染のリスクを減らすことができます。
うがいは、喉に付着した細菌やウイルスを洗い流すのに効果的です。帰宅後や人混みに行った後には、ぬるま湯でうがいをする習慣を持つことが予防に繋がります。
また水分をこまめに摂取することで、喉を潤し感染を防ぐことができます。
7.扁桃炎の合併症とその他の病気の関係
7-1.咽頭炎との違い
咽頭炎は咽頭(喉の奥)の炎症ですが、扁桃炎は扁桃腺に炎症が起きる病気です。症状が似ているため混同されやすいですが、扁桃炎の方が膿や高熱が出やすい傾向にあります。
7-2.扁桃周囲膿瘍のリスク
上記にもありますが、扁桃炎が重症化すると、扁桃の周りに膿がたまる「扁桃周囲膿瘍」が発生することがあります。これは強い喉の痛みと共に、開口困難や呼吸困難を引き起こすことがあり、緊急の治療が必要です。
7-3.リウマチ熱との関連性
溶連菌による扁桃炎がきちんと治療されないと、リウマチ熱という全身の病気を引き起こすことがあります。これは関節痛や心臓の炎症を伴うため、抗生剤をきちんと服用することが大切です。
7-4.入院が必要なケース
扁桃炎が悪化し、呼吸困難や膿瘍が確認された場合、入院治療が必要となることがあります。特に、扁桃周囲膿瘍の場合は抗生剤の点滴が行われることもあります。
最後に
扁桃炎(かぜ症状)による症状は、重症感染症を起こす事から命に関わる重大な症状になることがあります。
症状が進行する前に、早期での治療開始が推奨されます。
気になることがありましたら、早めに医師に相談するようにしましょう。
新宿駅西口・南口徒歩1分の扁桃炎(かぜ症状)の治療
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