気管支喘息

新宿駅西口・南口徒歩1分の気管支喘息の治療 当院では気管支喘息の治療を行っております。 治療をご希望の方、気持ちが続かず治療を途中で辞めてしまった方、 検査の値に不安がある方や、異常を指摘されている方は当院にご相談ください。

8 December, 2024

1.気管支喘息とは

空気の通り道である気道に、アレルゲンと呼ばれる物質などが気道を刺激することで、気道が敏感に反応を起こした結果、気管支(空気の通り道)が狭くなってしまい、呼吸苦を起こしてしまう病気です。喘息の発作とされる、突然の呼吸の苦しさは一時的なものであり、原因が取り除かれて直ぐに治療すれば改善していくのも特徴です。
また、喘息の分類として
「環境アレルゲンに対する免疫の反応があるアトピー型」
「環境アレルゲンへの免疫の反応がない非アトピー型」
に分類されます。小児の場合にはアトピー型が多いと言われています。

気管支喘息とアレルギーの関連性について>>
アトピー型と非アトピー型の違いは?子供がなりやすい喘息の種類とは?
日本では子供は約8-14%、大人では約9-10%の人が気管支喘息にかかっていると言われています。

2.喘息の原因

喘息の発症の原因として「個人の体質」と「環境」によるものが指摘されています。
体質に関しては、複数の遺伝子が関連していたり、アトピーなど症状をお持ちの方によく現れるIgEという免疫に関連する物質を産生しやすい方であったり、冷気や煙草などの影響を受けやすい気道が敏感な方であったりすると発症しやすいと言われています。
環境に関してはハウスダストやダニが多くペットの毛などでも起こすことがあります。
喘息を悪化させてしまう原因としては、ウイルス感染、PM2.5などの大気汚染、過換気、喫煙、季節の変わり目などの気象条件などが関与します。

3.喘息で起こっていることと症状

喘息の発作では気道が炎症を起こしてしまい気道の粘膜が「むくみ」を起こします。そのため、気道が狭くなってしまい空気の流れに制限がかかってしまいます。そのため、狭い道を空気が通るためヒューヒューと笛の音みたいな喘息特有の呼吸音が聞こえてきます。また、うまく呼吸がしにくくなっているため、呼吸困難感や胸部圧迫感を自覚します。
また、炎症によって粘液が発生するため、それを出すためにせきやたんが出てきます。

喘息の症状の代表例として、長引く咳が出ますが、その原因が喘息以外の場合もあります。
そちらについては別ページで解説しておりますのでそちらをご参照ください。
長引く咳の原因について>>
風邪の後の咳が治らない時はどうしたらいい?

4.喘息に対する検査

喘息の診断には「呼吸機能検査」を行います。アレルギーの反応による喘息が疑われれば、必要に応じて血液の検査も行います。


呼吸機能検査では異常がないのに喘息のように咳が出る病気としては、「咳喘息」などが挙げられ、それらの病気を否定するためにも使用されます。
咳喘息についてはこちらのページに詳細を記載してあります。併せてご覧ください。
咳喘息について>>
~気管支喘息との違い~
発作時には、胸部診察で前述にある、喘息で特徴的な呼吸音を聴取します。また、まれに心臓の病気で喘息と似た症状を発症する可能性もにある、胸部レントゲンも同時に行うこともあります。

5.治療に関して

現在の医療では、完全に喘息を起こさないようにする治療法はありません
そのため、長期的に喘息発作を起こさないようにしていくことと、発作を起こしてしまった時に行う治療をその方の重症度に応じて選択していく必要があります。
長期の管理としては、まずは禁煙やハウスダストなどに暴露しないようにすることや寒い日などにはマスクなどを装着し直接冷たい空気を吸い込まないようする工夫を行いながら、吸入薬を調節していきます。
発作時の対応としては、発作時に追加で使用する吸入薬を携帯していただいたり、発作が強い場合にはステロイドの点滴なども行う必要があります。
喘息の治療に関しては別ページにて詳細を記載しておりますのでそちらもご参照ください。

喘息の治療法>>
喘息の治療は役割分担がある?
また喘息に使える漢方などについてまとめたページもございますので併せてご覧ください。
喘息に使える漢方まとめ>>
喘息の症状別の使い分けを解説!

6 .その他注意点

喘息に関しては、治すというよりも付き合っていくという病気になります。
また、喘息が重症化すると入院するだけではなく人工呼吸器で管理しなければならなくなることもあります。そのため、患者さん自身での管理が非常に重要であり、自分の気管支の状態などを客観的に把握していき、発作を予防する必要があります。しかし、日常生活を送る上で気象状況や感染など避けられない理由で発作を起こすことも少なくないため、定期的な外来受診と検査を行いながら発作の頻度を減らしていくことが重要です。

新宿駅西口・南口徒歩1分の気管支喘息の治療

当院では気管支喘息の治療を行っております。
治療をご希望の方、
気持ちが続かず治療を途中で辞めてしまった方、
検査の値に不安があったり、異常を指摘されている方は当院にご相談ください。

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