甲状腺機能低下症(橋本病)

新宿駅西口・南口徒歩1分の甲状腺機能低下症の治療 当院では甲状腺機能低下症の治療を行っております。 治療をご希望の方、 気持ちが続かず治療を途中で辞めてしまった方、 検査の値に不安がある方や、異常を指摘されている方は当院にご相談ください。

8 December, 2024

1.甲状腺機能低下症(橋本病)とは

甲状腺機能低下症(橋本病)とは何か?

甲状腺機能低下症は、体が必要とする「甲状腺ホルモン」というものが不足している状態を指します。
甲状腺ホルモンは、エネルギー生産、体の代謝、成長に重要な役割を果たしています。
そのため、甲状腺ホルモンの不足は全身に影響を与えます。
橋本病はその代表例で、下で解説する「自己免疫によって引き起こされる甲状腺機能低下症」のことを指します。

2.甲状腺機能低下症(橋本病)とは

甲状腺機能低下症の症状

甲状腺機能低下症の症状はさまざまであり、疲れ、体重増加、冷え性、便秘、無気力、記憶力の低下、抑うつ症状などが一般的です。
中には頭痛やめまい、むくみを訴えられる患者様もいらっしゃいます。

患者比率が「女性:男性=20:1」と女性に多い病気のため、甲状腺機能低下症で男性に疲労感や体重増加の症状が現れても、病気が疑われにくかったりします。

症状チェックシート

症状が出ている場合、以下のチェックリストを参照にしてみてください。
2つ以上当てはまる場合は甲状腺機能低下症が隠れているかもしれません。

甲状腺機能低下症の合併症

甲状腺機能低下症が放置されると、うつ病、不妊、脂質異常症、不整脈などの心臓病、骨密度の低下など、さまざまな合併症が引き起こされる可能性があります。

3.甲状腺機能低下症になりやすい要素

甲状腺機能低下症の原因

甲状腺機能低下症の主な原因は、本来外敵を攻撃するはずの自分の免疫が、誤って自身の甲状腺を攻撃して、甲状腺の細胞を破壊してしまう(自己免疫疾患)せいで起こります。
世間でよく知られる「橋本病」はこれのことを指します。

他にも、甲状腺手術や放射線治療などで甲状腺が物理的または機能的に欠損することが原因となることもあります。
また、高齢で食事が食べられない、などの栄養状態が悪い場合にも機能が低下してしまいます。

甲状腺機能低下症になりやすい要素

甲状腺機能低下症になりやすい要素としては、低栄養状態、遺伝的要因、女性であること、ストレス、喫煙などがあります。
必ず起こるというわけではありませんが、これらの要因が重なることで、橋本病になる可能性が増加します。
また低栄養状態で甲状腺機能は低下しますが、これは体が自らのエネルギーを使いすぎないように基礎代謝を下げることによって起きるので、上記までで述べているような甲状腺自体のトラブルではないこともあります。

4.甲状腺機能低下症の検査

診断には、一般的には血液検査によって甲状腺ホルモンの増減、甲状腺を攻撃してしまう免疫の異常(自己抗体)の有無の確認が行われます。
総合病院などでは、超音波検査や場合によってはCTなどの甲状腺の画像検査が行われます。これにより、甲状腺の腫瘤や形の異常が確認されます。

5.甲状腺機能低下症の薬と治療法

甲状腺機能低下症の薬と治療法

甲状腺機能低下症の治療には、ホルモン補充療法といって、甲状腺ホルモンの不足を補うために、合成された甲状腺ホルモンの薬剤を飲む治療法が一般的に使用されます。
他にも、合併する症状を和らげるための薬物療法などがあります。
また、生活習慣に関しては、適切な栄養摂取、適度な運動、ストレス管理などの生活改善策を取り入れることで、症状の緩和や健康状態の改善が期待できます。

甲状腺機能低下症は治る?

残念ながら甲状腺機能低下症は完治しません。しかし、適切に薬の管理を行うことで、症状の出現を抑えることができます。
また、症状がしばらく出ないレベルにまでコントロールすることも可能です。
そのため、甲状腺機能低下症の管理には定期的な医師の診察とフォローアップが重要です。
定期的な受診で、患者様の症状や血液検査結果を評価し、適切な治療計画を立てることができます。
また、治療の効果や副作用の監視も行われます。加えて、症状の変化や合併症の早期発見にも繋がります。

新宿駅西口・南口徒歩1分の気管支喘息の治療

当院では気管支喘息の治療を行っております。
治療をご希望の方、
気持ちが続かず治療を途中で辞めてしまった方、
検査の値に不安があったり、異常を指摘されている方は当院にご相談ください。

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