喘息とアレルギーの関係性

新宿駅西口・南口徒歩1分の気管支喘息の治療 当院では気管支喘息の治療を行っております。 治療をご希望の方、気持ちが続かず治療を途中で辞めてしまった方、 検査の値に不安がある方や、異常を指摘されている方は当院にご相談ください。

8 December, 2024

1.喘息とは?その症状と分類

喘息は、原因によってグループ分けされており、「アトピー型」と「非アトピー型」に分類されます。
①アトピー型喘息  特定のアレルゲン(アレルギーのもとになる物質)が原因
②非アトピー型喘息  アレルゲン以外が原因


①は子供に多く、②は大人に多いと言われています。
風邪などがきっかけで発症する喘息は②に該当しますね。

2.アレルギーとは?基本的な知識

私たちの体には、外敵から身を守るための「免疫」という仕組みがそなわっています。
この免疫が敏感に反応してしまうことで、くしゃみ、はなみず、咳、皮膚のブツブツなどの症状を起こしてしまう状態が「アレルギー」です。

アレルギー体質の子供の場合、年を取るにつれて
アトピー性皮膚炎→食物アレルギー→気管支ぜんそく→アレルギー性鼻炎
といった流れで次々にアレルギーの病気にかかってしまいます。
これを「アレルギーマーチ(アレルギーの行進)」と表現したりもします。

3.喘息とアレルギーの関連性

喘息の場合は、上に書いたようなアレルギー反応によって気道で炎症が起きます。
炎症が起きると、その周囲が「むくみ」を起こしてしまいます。それによって気道が狭くなり、呼吸が苦しい感じや、喘鳴(ぜんめい)といって、呼吸がヒューヒューという感じがあります。
また、分泌液が出ることもあり、それを体の外に出すために咳や痰が出たりします。

4.喘息を起こすアレルゲンとは?

喘息を起こす主なアレルゲンと呼ばれるものは
「ダニ」「ハウスダスト」「ペットの毛」「花粉」になります。
喘息の症状を予防するにあたって、これらのアレルゲンを除去することは非常に重要です。
こまめな掃除・換気によってハウスダストやペットの毛、ダニを取り除きましょう。
また花粉の時期はマスクをつけることによって、吸い込む花粉の量を約3分の1から6分の1にまで減らすことができます。
厚生労働省_平成22年度花粉症対策>>

5.喘息になりやすい時期

喘息になりやすい時期として、よく挙げられるのは季節の変わり目であり、具体的には梅雨の時期である5~6月や、少し寒くなってくる10~11月などは特に症状が出てこないか注意するようにしましょう。

6.喘息とアレルギー検査

喘息の診断には「呼吸機能検査」や症状によっては「胸のレントゲン検査」も行います。

その上で、今の喘息がアトピー型かどうかを調べる場合は、血液検査にてアレルギーがないかの検査も必要になってきます。血液検査でIgEというものが増えている場合は、アトピー型の可能性があります。
血液検査でどのアレルゲンに対して自分が反応してしまうのか検査することもできるので、クリニックを受診した時は相談してみるようにしましょう。

最後に

喘息にはアレルギーが関与しているため、ご家族にアレルギー体質の人がいる場合、自分も同じ症状になる可能性があるかもしれないと思って、早い段階での対策をとれるようにしましょう。

新宿駅西口・南口徒歩1分の気管支喘息の治療

当院では気管支喘息の治療を行っております。
治療をご希望の方、
気持ちが続かず治療を途中で辞めてしまった方、
検査の値に不安があったり、異常を指摘されている方は当院にご相談ください。

WEB予約問い合わせアクセス
アクセス
内科
内科予約
心療内科心療内科予約
診療時間
お問い合わせ